Boston Symphony Orchestra 11.21.1024
Symphony Hall, Boston, MA
Andris Nelsons, conductor
Renée Fleming, soprano
Rod Gilfry, baritone
Wendall Harrington, projection designer
MOZART Overture to The Abduction from the Seraglio
MOZART Symphony No. 36, Linz
-Intermission-
Kevin PUTS The Brightness of Light, for soprano, baritone, and orchestra
ネルソンスがボストンに2014年に来てから10年後、モーツァルトを豊かに奏でるボストン交響楽団。パンデミックを経て今とても充実した演奏を楽しませてくれた。後宮からの逃走の後、2、3階横のへりに両腕を置いて頭を休ませてうっとりリンツを待つ聴衆の姿はウィーン楽友協会で見た姿を思い出せ、ネルソンスが育んだボストンの10年の姿と感じた。プッツの作品はアーティストの恋人同士のラブレターのやり取りを音楽にしたもので、2人の歌手が手紙の言葉をそのまま歌うから物凄くリアルでプロジェクターにはその手紙や思い出の写真も映し出される。誰かの結婚披露宴を世界のソプラノ、フレミングやウィーンやベルリンも指揮するアンドリス・ネルソンス、ボストン交響楽団が来て本気で演奏して帰られたら。。。こういった実話に基づくアーティストの日常をオーケストラのサウンドと歌手やプロジェクターを使ってまとめた作品が色んな場所で上演されたら、オーケストラやクラシック音楽が生活にもっと身近な存在になったら。ゲームやテレビの時間がライブの音楽を通じた人々の心の拠り所となったら。結果変わらないのに忙しく振る舞うことが正義な世に時間を忘れて、心にとまった音色を一瞬でも永遠に刻むことが出来たら。
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日本人のオーボイスト、若尾さんを発見。4月にニューヨークで楽しみに待ってます♪